ソロで生きる力@荒川和久

来年1月に新刊「超ソロ社会-独身大国日本の衝撃」が出ます。「結婚しない男たち」とあわせてよろしくお願いします。独身研究の第一人者としてテレビ・ラジオたまに出ます。東洋経済オンライン、読売新聞オンライン他コラム等執筆しています。執筆・取材・対談・講演のご依頼はFacebookメッセージからお願いします。https://www.facebook.com/profile.php?id=100008895735359

自分の居場所を探している高校生に伝えたいこと。

僕もインタビュー掲載してもらっている、ハフポストの#だからひとりが好きという特集。

projects.huffingtonpost.jp

 

この中に気になる記事を見つけました。

私はいつもピエロ役。高校3年生、文化祭がつらいです。

www.huffingtonpost.jp

 

文化祭の準備で、学校の友達といる時間が辛いということらしいです。彼女にとって、自分が笑顔で、正直になれる場所は3つだそうです。それは一人と家族と、大好きな幼馴染。

これについて、勝手ながらアンサー投稿します。

 

 

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高校生、大学生くらいの時って、みんな「自分の居場所」を探そうとしますよね。この彼女の場合は「今は」それがひとりと家族と幼馴染というだけのことでしょう。でもそれって、あくまで「今は…」です。

家族と学校という狭い世界の中で生きている以上、そう思ってしまうのもそれは当然だし、実はあなたの学校の友達だって同じように思っているかもしれません。案外、みんな同じです。自分の気持ちに正直に生きている奴なんて少ない。せいぜい多くて3割くらいしかいない。

あなたが文化祭の準備が辛いのは、友達との関係性の問題ではなくて、本心から文化祭自体がつまらないと思っているからだけかもしれません。何の目的も達成感もないなら、そう思っても不思議はないです。

勉強が好きな人は授業中、教室の時計なんか一度も気にしないでしょう。それだけ没頭しているから。時計ばかり気になるのはつまらないからです。そしてその時間自体が苦痛です。

だから、単に友達との関係性ではなく、文化祭自体がつまらないということかもしれませんよね。

仮に、「いや違う。私はひとのが好きなんだ。友達といると本当の自分になれないから嫌なんだ」というのが本心だとしましょう。

では、本当の自分ってなんでしょう?

高校生で「本当の自分」なんか、少なくとも僕はわかりませんでした。

 

それくらいの年頃だと、自分の気持ちを言語化できなくてもどかしい思いをすると思います。ちょっとしたことで居心地が悪くなることもあるでしょう。だから、何の努力もなく、自然体でいられる関係が「よい関係」だと思うんですね。ひとりだったり、家族だったり、幼馴染だったり。

それは決して間違っていません。

でもだからこそ「私は他の人とは違う、私はピエロ役だ」という考えって、そうした居心地の悪さを正当化する後付けの理屈かもしれませんよ。無意識にね、人は後付けの理屈をつけては安心する生き物ですから。

 

なんでもかんでもツーカーの相手なんて、そんなにいないです。

そして、なんでもかんでもツーカーの相手は、実はそんなにおもしろくないです。

だって人なんて、全員違って当たり前なんだから。

これから社会に出て、自分と違う考えの人にもたくさん会うことでしょう。これまでは、「考えが違う人とは馴染めない」と頭っから拒絶していたかもしれませんが、あなたの中の新しい自分を生み出してくれるのは、そうした「今までの自分と違った考え方をする人」です。「違和感のある人」です。

友達になれるかどうかはまた別問題。

ですが、そうした違った考え、違和感のある人こそが、あなたの可能性を広げてくれる人なんだと、思います。

 

大事なのは、自分の中の多様性を活性化すること。

そうすれば世界が広がる。居場所なんて無限にあることに気付く。大事なのは、固定の居場所なんかじゃなく、動き回ることだと気付きます。

 

ま、今は「共感できない」「意味不明」「うるせーよ」と思ってもらっていいです。そういうもんです。

 

でも気になったら、以下の本読んでみてください。

 

 

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