ソロで生きる力@荒川和久

来年1月に新刊「超ソロ社会-独身大国日本の衝撃」が出ます。「結婚しない男たち」とあわせてよろしくお願いします。独身研究の第一人者としてテレビ・ラジオたまに出ます。東洋経済オンライン、読売新聞オンライン他コラム等執筆しています。執筆・取材・対談・講演のご依頼はFacebookメッセージからお願いします。https://www.facebook.com/profile.php?id=100008895735359

「つながるぼっち」! AIマッチングへの助走をスタートさせました!

9/26ニュースリリースされました。

独身研究家の荒川と慶應大学SDM教授の前野隆司先生とエムグラム診断の松村有祐さんと共にコラボプロジェクト始動します。

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その名も「つながるぼっち」。

www.hakuhodo.co.jp

 

人口の半分が独身になるソロ社会。

だからこそ、従来の家族や職場以外での人とのつながりが重要で、それが個人の幸せにも影響します。そのためにも、意識や価値観などの「考え方でつながる」仕組みづくり、場づくりが大切で、たとえ「ぼっち」であっても社会的に孤立しない関係性のあり方を考えたいと思いました。

本プロジェクトは、そうした課題をテクノロジーによって解決する施策のひとつとして、約400万人の性格診断データを保有するエムグラムラボと共同。個人の内面意識による相性マッチング分析研究などを行い、独身生活者の幸福につながる研究、検証も行ってまいります。

ところで、エムグラムって知ってますか?

今年5月くらいにインスタやフェイスブックで見たことがある人多いと思います。9マスのデザインで性格診断をしてくれるやつ。

これは5/10にやった僕の性格診断結果です。

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これを診断するには105問の質問に答える必要があり、まあまあ大変なんですが、だからこそ精度の高い診断が可能になります。そして、性格というのは時期によって変わります。それは当然で、一度確定した性格がずっと変わらないわけがないんです。

つまり、人は環境やその時付き合う人によって性格も変わっていくもの。裏返せば、付き合う人によって人間は変わってしまうもの。同様に、自分もまた付き合う相手を変えてしまう影響力があるんです。

「人とのつながり」とはそれくらい重要。 wildriverpeace.hatenablog.jp

 

今回はこのエムグラム診断の解析システムとも協業しながら、「人間の内面において何がマッチングの大事な要素となるのか?」について研究していきたいということです。

具体的には、

・「独身生活者同士のヒトのマッチング(主に友人関係・職場人間関係)

・「独身生活者と仕事とのマッチング(就活・適職選び)

・「独身生活者とモノとのマッチング(書籍や映画コンテンツ・趣味やレジャー)。

将来的にAIの活用含めた「人のつながりと幸せ」の可能性を模索できればと考えます。

そう、実は本当に重要なのは、後の「AIによるマッチング」なんです。

 

そもそもこのコラボのきっかけとなったのは、僕と幸福学の前野先生との対談からでした。対談の内容は以下から。

www.hakuhodo.co.jp

 

www.hakuhodo.co.jp

 

後編の最後の部分で、こんなことを僕がお話したんです。

僕は将来的に、一人一人に自分の事を全部わかっているパーソナルAIがいて、これらが絶えずネットにつながって、個人のAI同士が互いに代理コミュニケーションを取れるようになって欲しいと思ってるんです。そうして「あなたに合う人がいたよ」って言って、AIが本人に教えてくれるのが理想だなと思っているんです。「話してみたら良いんじゃない?」って提案してくれるんですよね。話してダメならそれで構わないんですけど、最初のきっかけを作ってくれるAI。マッチングをしてくれる自分の分身ロボットですね。恋愛だけじゃなくても、ビジネスで合う人もいるだろうし、ただ単に「話したら面白いんじゃない?」っていう人でもいいだろうし。

実はこの話、以前にも1/30公開の NewsPicksのインタビューでも未来構想としてお話したことがありました。

↓これです。

AIがさらに発展してくると、本人が行動しなくても、世界中から最適な相手をコンピュータが見つけてくれる時代になるでしょう。おそらくそう遠くない未来には。
今のお見合いシステムや結婚相談所の問題は、自分をよく見せようと「盛る」ことが可能なことです。優しくないのに優しいと自分のプロフィールに書いても、いずれはばれてしまいます。
今後、AIが、SNSツイッター、ブログだけでなく、日常の会話まで拾うようになると、AIはある意味、本人よりも本人らしくなります。
「こういう人とは合わない」とか「こういう考え方の人とは相性が良い」といったことまでわかってきます。今まで付き合った彼氏や彼女のデータを分析すれば、顔の好みもデジタル化できるでしょう。
本人同士は一回もリアルに会ったことがなくても、AIによるマッチングは“運命の出会い”になることも可能です。
AIの世界では、お互いのAIという分身がいて、その分身同士が前もって2年くらい付き合うことも可能でしょう。そうして、バーチャル上でうまくいったカップルだけが、リアルに会えばいいのです。その場合、本人同士もうまくいく確率が高まるはずです。マッチング精度は格段に向上するでしょう。

これ公開した時、一部の知識層からは叩かれましたね~。あと、女性からは男目線だとかなんだとかぐちゃぐちゃ言われて…。

否定的な人というのは、多分AIという機械にマッチングされるのが、プライド的に我慢ならないんだろうな、と思います。結婚とは愛情の延長線上にあると考える人もこれは受け入れられないでしょう。

でもよく考えてほしいのは、結婚って愛情なんですか?って話。じゃあ、かつてお見合い結婚が8割の時代の結婚は嘘偽りだったんですか?って話。愛情の先に結婚がある、という考え方そのものが今の未婚化を生んでいるんですよ。それに気付けていないガラパゴスな人が多すぎる。

言い方変えれば、マッチングを主観でやっているからいろいろ齟齬が発生するんです。マッチングなんてものは客観性が必要なんです。結婚や恋愛に限らず、友人関係も就職もそうです。

まあ、そんなこんなでいろいろ批判されていたわけですが、前野先生にこのお話をしたら、こうでした。

それ、いいですね! 僕がやりたいことにドンピシャですよ!

いやいや、かなり学者さんからも批判されたんですよ。AIなんかに操られたくないとかなんとか…と言うと、

それは、未来が見えてないかもしれないですねぇ。今だって相当テクノロジーに操られているじゃないですかね。でも、それ絶対できますよ。だって、あると絶対に良いじゃないですか。実現しましょう。

 

こういう感覚のマッチングというのは非常に大事なんです。

論理的に何がいいと思ったかどうかというよりも、その時点の感覚でいいと思うこと。まさに「エモい」という感情です。

これからいろいろと詰めていくことにはなりますが、同じことを面白がってくれる人とのつながりこそが、ここでいう「つながり」であり、コミュニティに発展します。AIを作ることが目的なのではなく、それをツールとして活用した未来にどんな「つながり」と「コミュニティ」が生まれるか、そっちが本当の狙いです。

 

みなさんもまずはエムグラム診断してみてくださいm-gram.com

 

早速、日経新聞にも取り上げられました!

www.nikkei.com