ソロで生きる力@荒川和久

来年1月に新刊「超ソロ社会-独身大国日本の衝撃」が出ます。「結婚しない男たち」とあわせてよろしくお願いします。独身研究の第一人者としてテレビ・ラジオたまに出ます。東洋経済オンライン、読売新聞オンライン他コラム等執筆しています。執筆・取材・対談・講演のご依頼はFacebookメッセージからお願いします。https://www.facebook.com/profile.php?id=100008895735359

離婚した中年男が陥る「死に至る病」とは?

東洋経済オンライン連載「ソロモンの時代」記事更新しました!

今回のテーマは、「未婚者より離婚者の方が死にやすい?」についてです。

toyokeizai.net

 

未婚男性が食生活の乱れなどで生活習慣病になりやすいという話はよく聞きますが、45-64歳で見てみると、未婚男性より離婚男性の方が圧倒的に多く病気死亡率が高いことがわかりました。

特に、糖尿病に至っては、有配偶男性の12倍、肝疾患も9倍近くです。グラフで見ると一目瞭然!

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なぜ離婚した男性がこれほどまでに病気で死んでしまうのでしょうか?

詳しくはぜひ記事本文をお読みいただきたいのですが、簡単に言うと、「離婚して病死する男性は配偶者だけに極度に依存しすぎている」ということだと思います。

誰かに依存することは決して悪いことではありません。拙著「超ソロ社会」のメインテーマでも「ソロで生きる力」にも関連しますが、誰にも依存しないことが自立ではありません。人は一人きりでは生きていけないわけですから。

 

「ソロで生きる力」とは何者にも依存しないということではなく、依存することのできる多くのモノや人に囲まれて、自ら能動的に選択し、自己決定できる状態にあることを指します。それこそが本当の意味の「精神的自立」なのです。

 

問題なのは、依存先がたったひとつしかないこと。奥さんだったり、職場だったり、唯一依存になってしまうとそれがなくなった瞬間に自分自身も消滅するんです。

記事の最後にこんなことを書きました。

老後のために資金を貯金することには熱心でも、もっと大事な「人とのつながり」を貯金することを忘れてはいないでしょうか。

貯金も大事かもしれませんが、それよりその貯金の一部を「人とのつながり」を作るために使うというのが大切です。それこそが自分の中の多様性を活性化し、自分の中に頼れる依存先を作ることにもつながります。

依存先は決して自分の外だけに存在するものではないのです。

自分の中にできた頼れる依存先とは新しい自分自身です。人とつながれば新しい自分を生み出すことにもつながるんです。

 

そんな「人のつながり」を応援するイベントとして、昨日1/30は「スナックぼっち」の第二弾を実施しました。

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おかげさまで大盛況で、みなさん楽しく飲んで語ってお帰りになられました。

なんでこんなイベントやっているかというと、僕の本やコラムを読んでいる方は独身者・一人暮らしが多いのですが、どうしても職場と家との往復だけだったり、恋人がいなかったり、新しい知り合いのきっかけがなかったりする「ぼっち」の人が多い。

「ぼっち」自体は否定しませんし、ひとりの時間はむしろ大事なんですが、そういう人たちが気軽に単独で集まってつながれる機会があったらいいのにな、という思いでスタートしたのが「スナックぼっち」です。

婚活支援のためではないし、出会い系イベントでもないです。異業種交流会でもありません。ぼっちがぼっちのまま参加してゆるくつながれるコミュニティを目指しています。強い絆のある仲間意識だと疲れちゃうしね。

主催は僕ですが、それぞれ参加された方同士が自由につながって、SNS友達申請しあったりして、各自が自分のつながりを作っていってくれてます。

コミュニティというとどうしても場所をイメージしがちですが、僕は「つながりこそがコミュニティ」になると考えています。

 

結婚・離婚とかの状態に関わらず、つながれない孤立が一番危険。それこそが死に至る病だと思います。

最近、講演なんかでは「コミュニティ3.0論」を展開していますので、どこか出版社の方、編集者の方、お声掛けしてください。