ソロで生きる力@荒川和久

独身研究家として、テレビや新聞・雑誌などのメディアに出演しています。著書「結婚滅亡」「ソロエコノミーの襲来」「超ソロ社会」「結婚しない男たち」など。東洋経済オンライン等でコラム執筆しています。執筆・取材・対談・講演のご依頼はFacebookメッセージからお願いします。https://www.facebook.com/profile.php?id=100008895735359

恋愛強者3割の法則。50代上司も20代新入社員も草食仲間。

日経COMEMOのコラム、おかげさまでKOLの中で一番人気、アクセス数1位をずっと達成している荒川です。

7回目の記事を更新しました。

「イマドキの若いモンは…」
なんてセリフ、口に出していませんか?

「未婚化の原因は最近の男が草食化したからだ! 」
そう思っていませんか?

そんなことはありません。

いつの時代もモテる男、彼女ができる男、恋愛を楽しめる男なんて3割しかいないんです。

これを「恋愛強者3割の法則」といいます。

 

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厚労省の調査データはいつも都合の悪いところは伏せられて報道されています。50代上司も20代新入社員も同類です。お互い草食仲間だったんです。

ぜひご一読ください。

comemo.io

 

 

…と、本来なら以上なんですが、こんな記事を読んでしまい、ムカついて仕方がなかったので書きます。

agora-web.jp

 

こういう記事を書く人、片っ端から論破して歩きたいぐらいです。

ムカつくわ。本当に。

「近頃の若いやつは…」と嘆く老人はそれだけ経験を積んだという証拠。
「おっさんはわかってない」と叫ぶ若者はそれだけ可能性が残されている証拠。


老人だってかつては全員が若者だったのであり、世代間の断絶なんてものはそもそも存在しない。存在しないのに対立感を生んでいるのは、単にそれぞれが今の現状を否定したくない一心のバイアスの問題。その是非を論じるのは不毛でその繰り返しこそが人間の歴史。

ていうか、この記事を読んで一番ムカつくのは、簡単に世代とか年齢の問題にするんじゃねえよってことだし、何歳だろうが行動力のある人はいるってことを忘れるんじゃねえよってこと。「若いやつに理解がある俺ってイケてるだろ?」という本心が透けているのもだせえ!

東京ディズニーランドを作った川崎千春氏は1958年55歳の時にその夢を描き、1978年75歳で社長を後身に譲るまで第一線で行動しまくった。ディズニーランドとの契約締結はその翌年1979年です。

若いから行動力があるわけじゃない。たとえ20代であっても行動力のない奴のことを老人というんだ。

 

そういえば、そういう記事をかつて書いたことを思い出した。

wildriverpeace.hatenablog.jp