ソロで生きる力@荒川和久

独身研究家として、テレビや新聞・雑誌などのメディアに出演しています。著書「結婚滅亡」「ソロエコノミーの襲来」「超ソロ社会」「結婚しない男たち」など。東洋経済オンライン等でコラム執筆しています。執筆・取材・対談・講演のご依頼はFacebookメッセージからお願いします。https://www.facebook.com/profile.php?id=100008895735359

自分を慈しむことすらできない奴が、誰かを大切にすることなんかできない!

昨日6月12日発売の『週刊女性』6月26日号に、僕のインタビューが掲載されています。

 

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コスパ時代のイマドキ結婚事情」という10ページにも渡る大型特集です。

今まで、「週刊プレイボーイ」「週刊朝日」「宝島smart」など雑誌には出ていますが、女性週刊誌は初です!

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なかなか濃密な特集となっていますので、ぜひお買い求めの上ご一読いただければと思います。特に、結婚したいとお考えの方は是非! 

 

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ちなみに、どんなことを語っているかというと、我ながら割となかなかなことを言っています。

一部引用すると、未婚化が進んだのを若者の価値観の変化とか草食化とかのせいにすべきではないということを言っています。

「〝恋愛強者3割の法則〟といって、 いつの時代もモテる男女は3割しかいません。自分からアプローチできる男性も3割未満です。1965年に初めてお見合い結婚を恋愛結婚の数が上回ったのですが、当時25歳だった人が50歳になったときに生涯未婚率が向上しました。婚姻数の減少は見合い結婚と職場結婚の減少数とほぼ一致します。社会のお膳立てがなければ、結婚できない人は昔からいたということ。現代の20代~30代が特別というわけではないのです」

社会のお膳立てがなければ恋愛すらできない、7割の恋愛弱者はどうすればいいの?

「自己肯定力でしょう。男女とも受け身気質である以上、そう簡単にマッチングすることはありません。行政の結婚支援も、単に出会いの場を提供する以前の問題として、個々人が自分を肯定する力を養えるような環境を創出していく必要があると思います」

ここ大事なんですよね~。

行政って官製婚活やれば「やった感」あるから仕事したと思うかもしけないけど、あんなもの本当に税金の無駄だからやめた方がいいし、動画なんか作るのもクソだからやんないでほしい。

彼らに必要なのは、男女の出会いの機会以前に、個人個人がつながって自己の社会的役割を感じられるようにする「接続するコミュニティ」なんです。配偶者や恋人や友達以前に必要なのは、「自分自身に対する慈悲心」なんですよ。

自分を慈しむことすらできない奴が、誰かを大切にすることなんかできないし、あまっさえ子どもを育てることができるとは思えない。昨今の子ども虐待はそういう輩の所業なんじゃないかと思います。 

「自分自身に対する慈悲心」とは自己肯定感です。

 

記者さんからも以下のような質問受けました。

「どうすれば自己肯定できるようになりますか?」

→答えは誌面にてw

 

 

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