ソロで生きる力@荒川和久

独身研究家として、テレビや新聞・雑誌などのメディアに出演しています。著書「結婚滅亡」「ソロエコノミーの襲来」「超ソロ社会」「結婚しない男たち」など。東洋経済オンライン等でコラム執筆しています。執筆・取材・対談・講演のご依頼はFacebookメッセージからお願いします。https://www.facebook.com/profile.php?id=100008895735359

幸せな結婚相手を見つける公式はあるのか?

婚活中のみなさまへ

幸せな結婚相手を見つけるためには、何人の相手と出会って、何人目の人と結ばれるべきか、ご存じですか?

たとえば、こんなお見合いがあったとします。

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あなたは、総勢10人の相手とお見合いができます。お見合いは一人ずつ順番です。ただし、一人のお見合いが終了した時点で、あなたは相手にYESかNOの返事をその場で下さないといけません。一度NOと言った相手は復活できません。

ここで具体的に顔写真とか例を出した方がわかりやすいのですが、いろいろ支障もあるので、脳内妄想してください。

そりゃ出てくる相手と順番によるだろう。と言われるかもしれませんが、これにはえらい学者の先生が計算した鉄壁の公式があります。

 

答えは、4番目の人です。

 

これは、マーティン・ガードナーさんという偉い学者さんが、小難しい計算式を使って導き出した「36.8%の法則」によるものです。

 

要するに、

ベストな戦略は、候補全体の36.8%に達するまではお見合い続けることです。ただし、この割合を越えるまで(つまり3人目までは)、結婚する人を決めてはいけません。

つまり、最初の3人は、4人目以降の決断のための基準ということです。3人の中で一番は決めておきます。その人を仮にAさんとしましょう。

そして、4人目以降の中で、Aさんを上回る人がいたらその場で即決する。それが、計算上の確率では、一番ベストな選択になるんだそうですよ。

 

え?でもさ、そもそも3人の中に一番いいのがいたらどうすんのよ?

って思いますよね。

違うんですよ。3人は候補じゃなくて基準と割り切る。この中にはいないと信じることが大事なんですってよ。

現実に、そんなお見合いはありえませんけど、リアルに考えるのであれば、4人目以降にお付き合いする人は、その時点で過去3人よりよいと感じたら、その後はそれ以上の相手はでてこない可能性が高いってことです。

残り物には福はないのです。

 

信じるか信じないかはあなた次第です! 

 

つーか、基準となる3人ですら付き合えてない場合はどうすんの?
いやいや、それ以前にこっちが付き合いたいゆうても、相手からNOくらいことだってあるよね?
そもそも、こんな理屈とか理論とか言ってる頭でっかちの時点で終わってね?

ソロが長くなると、理論の話をしても、ネガティブな返しが多くなってしまって困ります。まあ、この理論はあくまで恋愛強者のためのものであって、恋愛凡人はあてにしない方がいいかもしれません。

そもそも結婚された方は、何番目に付き合った人と結婚したんですかね?