男にはもともと結婚願望なんてないし、告白もできない
新聞もテレビも「結婚したい男女は9割」という言説を取り上げて「9割も結婚したがっているのに未婚が増えるのは男がだらしないからだ」と言いたがりますが、そもそも「結婚したい人9割説」は大嘘です。結婚に前向きなのは男4割、女5割で、これは30年間ほぼ変わりません。
マイナビウーマンの連載2回目は、その件について書きました。
読み応えありますので、ぜひご覧ください。
恋愛離れとか草食化とか…そういう時代によって男女の価値観が変わるみたいな言説を、何のエビデンスもなく説教チックに語る大人こそ害悪でしかないと思います。
僕はずっと「恋愛強者3割の法則」を提唱しています。もちろん、妄想ではありません。地道な調査及びエビデンスを提示した上での話です。
そういう意味では、いつの時代も恋愛や性に積極的な人は3割くらいはいます。でも、逆に言えば7割の大多数は違う。
男は元々3割くらいしかプロポーズできないし、男が女に告白する文化なんて80年代以降の刷り込みだし、結婚に必要なのは、そんな強い意志とか精神論とかじゃなく、環境です(経済環境もそのひとつ)。
古来から「男が女に告白する」のが常識だと思っている方は、あわせてこちらの記事(「林先生の初耳学」でも紹介されました)もご覧ください。