草食化・肉食化?日本の未婚化は魚食化がカギを握る?
未婚化の原因は、やれ「若い男たちの恋愛離れ」「草食化のせいだ」などと、価値観の問題にしようとする大人たちがたくさんいますが、そうではないことは、これまでも何度もお伝えして来ました。
恋愛できる男なんて、いつの時代も3割程度しかいないし、自分から告白できる男も3割もいません。
問題はそこじゃありません。
ところで、いろいろと統計資料を調べていたところ、ある発見がありました。
未婚化の原因は魚のせいかもしれない?
どうした?いきなり、何を言いだすのか?
…と、お思われるかもしれませんが、日本人一人当たりの食用魚介類供給量と婚姻率との間には、きわめて強い正の相関関係がありました。
相関係数=0.9357ですので、ほぼ一致していると言えます。
これは、「魚を食わなくなったから結婚が減った」と言っても過言ではないかもしれません。
もちろん、過言です。何回も言っていますが相関と因果は混同してはいけません。「魚を食わなくなったから結婚が減った」と因果にしてはいけませんが、人間はとにかくそこに因果を求めてしまう生き物です。
「魚を食っていれば結婚できる」わけではありません。
逆に…
続きは日経COMEMOにて。無料です。
https://comemo.nikkei.com/n/nc16e3af913f6
最近、全年代で魚を食うより肉を食う人が多くなっているようですが、今後この傾向が続くと大変なことになるかもしれません。一見、何の関連もなさそうな食生活と結婚との相関についておもしろいデータを発見しました! 日経COMEMO更新! https://t.co/EuYV1ypIlM
— 荒川和久@「ソロエコノミーの襲来」著者 (@wildriverpeace) July 5, 2019
ちなみに、以前にも僕は、飲酒量と結婚との相関についても発見したことがあります。それについて書いた記事はこちらです。