ソロで生きる力@荒川和久

独身研究家として、テレビや新聞・雑誌などのメディアに出演しています。著書「結婚滅亡」「ソロエコノミーの襲来」「超ソロ社会」「結婚しない男たち」など。東洋経済オンライン等でコラム執筆しています。執筆・取材・対談・講演のご依頼はFacebookメッセージからお願いします。https://www.facebook.com/profile.php?id=100008895735359

戦争もしていないのに、戦争時以上に男が減り続けている理由

未婚男女の人口差は300万人の男余りだ(20-50代)という話は、こちらの記事で以前しました。

 

wildriverpeace.hatenablog.jp

 

総人口で見ると、2015年の国勢調査では、総人口1億2700万に対して、男約6184万、女6525万と、実は女人口の方が多いのです。男女比にすると0.95%。つまり、男女出生率は1.05で男の方が5%多いのに、総人口は女の方が5%多いことになります。

これは、女性の方が長寿だからということなんですが、長期的に人口男女比を見てみると、おもしろいことがわかります。

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太平洋戦争前の1937年日中戦争がはじまるあたりまでは、実は人口男女比は男の方が高かったのです。戦争の激化とともに男女比は逆転します。つまり、戦争とは男の数を極端に減らすものなのです。それは理屈としてなんとなくわかりますよね?

 

しかし、日本は1945年以降一度も戦争をしていません。戦後は2度のベビーブームがあり、確実に出生数が男子が多かったのですが、男女比はそのまま女が多い形で現在に至ります。最近はより一層男の比率の減り幅が大きくなっています。戦争もしていないのに、戦争中、いや、むしろ戦争中よりも多く男が減っていることになります。

というより、今男だけなんらかの戦争をしているのか?

 

なぜ現代は、戦争並みに男が減っているのでしょう?

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https://comemo.nikkei.com/n/nd26006008a90