ソロで生きる力@荒川和久

独身研究家として、テレビや新聞・雑誌などのメディアに出演しています。著書「結婚滅亡」「ソロエコノミーの襲来」「超ソロ社会」「結婚しない男たち」など。東洋経済オンライン等でコラム執筆しています。執筆・取材・対談・講演のご依頼はFacebookメッセージからお願いします。https://www.facebook.com/profile.php?id=100008895735359

私が幸せになるのを妨げていたのは?

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今更ながらですが、古い記事のキアヌ・リーブスの言葉が心に刺さったのでご紹介します。

といってもこれは、キアヌ自身が書いた投稿ではありません。キアヌ・リーブスのファンクラブFacebookページで紹介されたものらしいです。

ぜひご一読ください。

ameblo.jp

 

 

個人的に、とても印象に残った一節を引用紹介します。

私の友人の母親は、一生を通して健康的なものを食べてきました。アルコールや「体に悪い」食べ物は決して口にせず、毎日運動をし、体は非常に柔軟で、とても活動的で、医師が薦めるサプリメントは全部摂り、太陽に当たる時は必ず日焼け止めを塗り、また日光に当たる場合も可能な限り短時間で済ませていました。
つまり誰もが考えうる限り最大限で健康に留意していたのです。
彼女は今76歳で皮膚ガンと骨髄のガンになり、非常に深刻な骨粗しょう症になっています。
その一方、私の友人の父親は大量のベーコン、バター、脂肪を食べ、運動など本当に一切したことなく、夏になるたびに真っ赤になるまで日焼けするなど、他人の指図には耳を貸さずに人生を最大限に生きるような生き方をしたわけです。
彼は81歳で、医師曰く、彼の健康状態は若者レベルだと言います。
毒からは完全に逃れることは出来ません。毒はあちこちにあり、あなたを見逃さないでしょう。まだ生きている私の友人の母親は「私の人生がこんな風に終わるのなら、したらいけないと言われていたこと全部をやって、人生をもっと楽しむ生き方を選んでいたのに!」と言っていました。
この世を出る時に生きたままの人はいませんから、どうかあなた自身を真剣に考えすぎた上で扱うのは止めてください。
おいしい物を食べましょう。
太陽の下を歩きましょう。
海に飛び込みましょう。
あなたは自分の心を隠された宝物のように運んでいる、というのが真実です。
馬鹿げたことをやりましょう。
優しく生きましょう。
人生にはその他のために使う時間なんてないのですから



おいしいものを食べ、馬鹿げたことをやっていれば、人生なんてあっという間に過ぎるもので、そんなもんでいいんじゃないんですかね。

勝つか負けるかとか、価値のある人間なのか否かとか、意味のある仕事なのかそうでないのかとか、そういうもので人を指標の罠に陥れようとする小賢しい人間が僕は大嫌いです。

何度も言いますが、人生や仕事に対して「勝つか負けるか」「価値があるかないか」「意味があるかないか」と二択の選択肢を提示する人間は大抵クソ詐欺師なのでご注意ください。

人は、選択肢を提示されると無意識にどちらかを選ばないといけないという暗示にかかってしまいます。詐欺師はそれをわかっているから、あえて二択の選択行動に巻き込むわけです。

選択肢がふたつしかないなんてことはないんですよ。

 

一番の不幸とは、何かの比較とか誰かの比較じゃないと幸せを感じられないことだと思います。俺より儲けているあいつが許せないとか、俺よりいい思いをしているあいつを引きずりおろしたい、なんて感情もそうした比較によってもたらされます。

 

このキアヌ(が言ったとされる)言葉を思い出してください。

私が幸せになるのを妨げていたのは、私自身でした。