オタクのエモい行動力が経済を回す
1月11日の1並びの土曜日朝9時から文化放送「村上信五くんと経済クン」という番組に出演しました。
「村上信五くんと経済クン」ご視聴いただきありがとうございました!ソロ社会とソロ経済についていろいろお話しました。村上さんのプライベートな友達にソロが多いという話が面白かったです😝https://t.co/854DA4RPiv #経済クン
— 荒川和久@「結婚滅亡」著者 (@wildriverpeace) 2020年1月11日
その内容は、こちら番組の公式ページにて、放送後記という形でまとめられています。
こちらのラジコでも期間限定ですがお聴きになれます。
後半部分でソロエコノミーを支えている独身者のうち、アイドル市場やオタク市場、ゲーム市場を支えているのはオタクたちであるという話になったのですが、村上さんとこういう会話をしました。
荒川「アイドルオタクの人たちが1番お金をかけているものは何だと思います?」
村上くん「グッズ代とか?」
荒川「正解は交通費、宿泊費なんです!」
これは拙著「ソロエコノミーの襲来」の中にも書いていますが、アイドルに限らず、アニメの聖地巡礼やコミケへの参加、さらには、サッカーのサポーターの方達にも言えることです。
例えば、ライブチケットが8000円だとしても、仮に大阪から東京まで遠征すれば、新幹線定価で往復2.8万円+宿泊費5000円としても1回3.3万円。チケットのざっと4倍のお金がかかっています。
村上さんからも「言われてみればホンマそうかも! 」とリアクションいただき、その後も大いに盛り上がったのですが、それ以上に盛り上がったのは放送後のオタクの人たちでした。
こんなツイートがされて、なんと3万以上ものいいねが付いています。
昨日、オタクの消費についてラジオでやっていて
— たーぼ (@hare_no_kuni) 2020年1月12日
オタクの金の使い道で、一番大きいのは、グッズやチケット代ではなく、交通費と宿泊費。ANA、JAL、JRとかアパホテルとかが潤っているという話。
とても心当たりがある。(笑)
オタクご本人たちからすれば、お金の使い道として本位ではないかもしれませんが、しかし、こうしたオタクの方々の行動力による周辺消費が、ある意味経済を回しているとも言えるわけです。
矢野経済研の試算では…
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