ソロで生きる力@荒川和久

独身研究家として、テレビや新聞・雑誌などのメディアに出演しています。著書「ソロエコノミーの襲来」「超ソロ社会」「結婚しない男たち」など。東洋経済オンライン等でコラム執筆しています。執筆・取材・対談・講演のご依頼はFacebookメッセージからお願いします。https://www.facebook.com/profile.php?id=100008895735359

誰もが誰かにとって、何かを気付くきっかけの点になる。

人と人のつながりは、最初は小さな点です。でも、その小さな点もつながりが増えることによって、一本の糸になります。さらにつながりが広がると、糸が交錯して、大きな布になります(中島みゆきさんの曲みたいですが)。

どこかに所属して、仲間にならないと、帰属意識を感じられなかった時代は確かにありました。所属こそが安心だったかつてのコミュニティの利点でもありました。しかし、今後は、所属だけがコミュニティではありません。所属しなくても、接続するだけでも、つながりによる安心や気付きを得られる方向へ。それが、僕の提唱する「接続するコミュニティ」です。

そんな「接続するコミュニティ」を感じられる、とても素敵なツイートがあったので、以下引用してご紹介させていただきます。

 

 ある夫婦がお子さんと、飲食店に行った時のこと。料理が出された時に子どもが号泣してしまう。妻は一口も食べられないのを前に、夫黙々と食べる。妻は他のお客さんにも迷惑だから外に出ようとすると、店の店員のおばちゃんが来て夫を一喝! 「お父さん一人でのんきに食べてんじゃないよ!!何してんだい、奥さんに丸投げして!お母さんにゆっくり食わせてやってからあんたが食べな!お母さん、席を立たなくていいからね。ここのお客さんは赤ちゃんが泣いてたらほほえましく思うような人たちだよ。すいてたらあたしがみてあげるんだけどねえ、ごめんねえ」
妻は嬉しさのあまり半泣きで食べた。夫はバツが悪そうな顔をして子どもをつれて外に出た。但し、全部食べ終わってから。
その後、夫は「あの店にはいかない」と言い出すかと思ったら、それはなく、その後も何度もリピートしてます。…とのこと。

 

こういうオカンなおばちゃんがいてくれてうれしい!  

赤の他人、しかも、初めて会った人なのに、こうして「大きなお世話」を焼いてくれるおばちゃんがいてくれる日本はまだまだ捨てたものじゃない。

泣いている子どもも悪者にせず、その親も悪者にしないで、周りの客にも嫌な気持ちさせないよう、全部が丸く収まるよう、実はこのおばちゃん、ものすごく気を使っているんじゃないのかな。おばちゃんが戦略的にやっているわけじゃなく、直観的にやっていることだと思うけど。

こういうおばちゃんこそ「接続するコミュニティ」の点(シナプスになれる人なんですよね。

f:id:wildriverpeace:20190320191754j:plain

 

昔は、地域という「所属するコミュニティ」の中に、こういうおばちゃんがいたもんですが、地域共同体が消えつつある中、そういうおばちゃんも消えてしまったと思っていました。

 

続きはこちら。日経COMEMO。

https://comemo.nikkei.com/n/nb07979d8ab1a