ソロで生きる力@荒川和久

独身研究家として、テレビや新聞・雑誌などのメディアに出演しています。著書「結婚滅亡」「ソロエコノミーの襲来」「超ソロ社会」「結婚しない男たち」など。東洋経済オンライン等でコラム執筆しています。執筆・取材・対談・講演のご依頼はFacebookメッセージからお願いします。https://www.facebook.com/profile.php?id=100008895735359

渋谷のハロウィンは、180年前から続く日本人のDNAイベントなのです!

2017年10月31日。ハロウィン当日。

世界的に有名な渋谷のハロウィンは今年も凄いことになっていた!

下の写真はスクランブル交差点↓

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なんだ、これ?革命でも起きんのか?

 

年々、海外の方の参加者も増えてきて、国際色豊かになってはいますが、行った人の声とか見ると「もう行きたくない」というのも多い。芸能人も藤田ニコルとかロンブー田村淳とかもいたらしいけど…。

 

 

今年のハロウィンの中身については他の方がいろいろ書いていると思うのでそこは割愛します。実は言いたいのは、この渋谷でのクレイジーなパリピぶりやクレイジーなコスプレについて、みなさんがご存知ない事実をお知らせしましょう。

ハロウィンに見られるコスプレして町を練り歩くなんて行動は江戸時代からありました。

今から180年前、天保十年-1840年、京都で大流行した仮装踊りを表した『蝶々踊図屏風』にも、タコやすっぽん、なまずのコスプレをして踊る人達が描かれています。

今の渋谷のスクランブル交差点と変わらんがな。

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拡大すると…

 

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京都だけではなく、天保12年頃、歌川広重による「東都名所 高輪二十六夜待遊興之図」によれば、品川辺りの祭りでタコのコスプレしている人がいます。二十六夜待とは旧暦1月と7月の26日に行われたお月見のこと。

ここでもタコ?なんで江戸時代はタコが人気なんですかね?

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吉原でも「吉原俄(よしわらにわか)」という仮装踊りイベントが毎年8月にあって、いつも主役の花魁ではなく、普段郭(くるわ)の裏方をしていたかむろや若い衆などが主役となった即興寸劇もありました。明和(1764~1772)~天明(1781~1789)頃に盛んだったとか。

 

コスプレは日本人のDNAイベントかもしれない。

※細かくいうと、日本人における祭りの位置づけ、ハレとケの意識の問題、仮装をするという意味にも関係する話でおもしろいのですが、それをここで説明すると長くなのでカット。

 

それをツイートしたところ…

なんと4000以上のRT、5000以上のいいねを頂いた!

 

 

なんと!あの古市憲寿さんからもいいね!いただきました。

 

 

え?ビミョーですか?

 

 

…まあ、はい。そうですね。

あえて書くほどもなかったかもしれません…。

 

 

とにかく、この反応数すごくないですか?藤田ニコルや田村淳のRT数より上ですよ、だって!

かつて、東京23区の40代未婚の男女差をツイートして炎上したことがありましたが、あのときのRT3500を抜いて、自分史上最高記録です。

 

 

なぜ独身研究家が江戸に詳しいか?

それは、江戸時代も今と同様、男余りで、男の未婚率が異常に高かったんです。江戸の文化が花開いたのは、江戸のソロ男たちのおかげといっても過言ではないんです。

なんだかんだ研究するうちに、僕はそのあたりの学者さんより江戸の町人生活や経済に詳しくなりました。

いや、ホント、マジで。

僕、多分、大学で真面目に「江戸時代」について講師できますわ。

 

大学関係者の皆さま、ぜひゲスト講師としてお声がけください。

「ソロ社会」「恋愛・結婚」をテーマとした講義はいろんな大学でやらせて頂いています。

また、

テレビ番組制作の関係者の皆さま、各種雑誌やWEBメディアでネタをお探しのリサーチャーの皆さま、どうぞ僕にオファーしてみてください。とっても面白い話をたくさんして差し上げます!

メディア出演履歴はウィキでご確認ください。

オファーは、フェイスブックから「荒川和久」を検索いただき、メッセンジャーでご依頼ください。よろしくお願いします。

…って、営業ブログか!

 

知られざる江戸と現代の共通点について以下の対談記事で語っています。おもしろいのでこちらもどうぞ。

toyokeizai.net