3/28新宿でスナック「ぼっち」オープンします!
おかげさまで、「結婚しない男たち」「超ソロ社会」と本を出して、トークイベントやら講演会やらいろいろと出させていただいたんですが、どうしてもそういうイベントだと一方通行感が拭えない。
講演などは話を聞きに来る会なので、一方通行でもいいという話なんですが、なんか本当は「対話」がほしい。
「超ソロ社会」にも書いたように、自分の中の多様性を生みだすのは、人とのつながりだし、人との向き合いです。友達になるかどうかは別にして、面と向き合うという行動が必須です。
面と向き合った結果「あ、やっぱ、こいつ嫌いだわ」と感じることもまた重要で…。
そう考えると、1対大勢というトークイベント的なものより、もうちょっとこじんまりとした空間で、話し合う機会が作りたいな、と思っていました。
…というわけで、1日だけスナックをオープンすることにしました。
その名もスナック「ぼっち」
みなさん、ぜひ飲みに来てください!
ソロ男の皆さま、美女スタッフをご用意しています!
ソロ女の皆さま、占いあります!
紹介文
独身研究家の荒川が、1日限りのスナック「ぼっち」をオープンします。普段親交のある方も、はじめましての方も、関係なく、酒を飲んで語り合いましょう。
一杯だけでもいいので、気軽にいらっしゃってください。
尚、一応スタンスとして、恋愛や結婚、老後の相談にも応じますが、多分酔っ払っているのであまり役に立たないと思います。
代わりに、特別ゲストとしてタロット鑑定士蓮水さんをゲストとしてお呼びしています。占ってほしい方もぜひどうぞ。
原則、独身のソロ男・ソロ女のみ入店可としますが、配偶者とうまくいってないとか、事実上独身みたいな生活をしている人はOKです。もちろん、ぼっち入店大歓迎です!酒好きな方も大歓迎です。
あ、あと互いに自由に婚活していただいて結構ですが、そこはオトナとしてやってください。お客様の嫌がるナンパやセクハラするオヤジは退出していただきますよ。楽しく飲みましょう。
【開催場所】
Bar Ulu Shanti(ウルシャンティ)/新宿区歌舞伎町1-15-8 ウィングスビル7階/03-3205-4251
【開催時間】
☆19時くらいスタート 24時あたり閉店予定。深い時間帯から盛り上がってきた場合は、1hくらいは延長の可能性アリ。
【料金】
チャージ1,500円(軽食付)、ドリンク500円〜(アルコール類は800円~)、食べ物持ち込みOK。差し入れも大歓迎♡
※もし来店される方は、
から「参加予定」ボタンを押して頂けると助かります!1day スナック「ぼっち」ソロモンたち(ソロ男&ソロ女)の夜
※万が一、混み合った場合は、立ち飲みや時間入れ替え制にさせていただく場合もあります。ご了承ください。
日テレ「月曜から夜ふかし」で「男余り率」紹介されました!
僕が作った全国都道府県男余りランキングが、マツコの「月曜から夜ふかし」で紹介されました。
これです!↓
元記事はこちらです。
ちゃんと現場取材VTRまであった。
うれしす!
実は、これ、本当は1/23に放送される予定で、例のカードまであったのに、マツコに選ばれなかったといういわくつきの件。ちゃんと陽の目を見てよかったですわ~。
次は、スタジオに呼ばれるようにがんばろう!村上はどうでもいいけど、マツコには会いたい。
記事公開された時点での過去記事はこちらです。
こんなおもしろいデータが満載の拙著「超ソロ社会」!
よろしくお願いします。
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FM横浜『Baile yokohama』出演
3/12から三週にわたって、日曜21時30分~22時の『Baile yokohama』に、ゲスト出演しています。
DJ/目崎雅昭さん、荒生沙緒利さんと。
1回目は…
・江戸時代の離婚率は世界一だった日本
・結婚と恋愛とは別物、そもそも経済共同体だった
…といったお話をしています。
3/12の放送内容は、
3/19と3/26にも出ますので、よろしくお願いします!
3.11に思うこと。大川小学校の悲劇から。
今日は3月11日。あの未曽有の大災害となった東日本大震災の日からちょうど6年目です。
テレビでもネットでもいろいろな形で、あの日を忘れないという主旨でこの話題が取り上げられていました。
個人的に、取り上げたいのは以下の記事です。
あの石巻市立大川小学校で亡くなった鈴木真衣ちゃん(当時小学6年、12歳)のお父さん鈴木典行さん(52歳)が、娘にあてて書いた手紙です。
真衣、いまどこにいるの?もう5年半も帰って来ないから心配しています。真衣のところに行きたいけど、簡単には行けそうも無いので手紙書きます。たまにさ〜、真衣が夢に出てくるんだけど、六年生のままなんだよね。ちっちゃくて、丸顔で、ちょっと出っ歯で。もう18才だよねー。あと半年で高校卒業なのに見た目は小学生かい。
こんな書き出しで始まる彼の手紙は、涙なくしては読めません。
ぜひ、多くの人に見ていただきたいと思います。
手紙ってなんだろう?と考えました。
もちろん、電話やメールがなかった時代、手紙は「伝える」ための重要なツールでした。でも、手紙って「伝える」だけのものじゃない。
現代だって、電話やメールで済ませられることを、わざわざ手紙にする場合だって存在する。
「伝える」以外の、手紙を書くという、もうひとつの役割。それは、手紙を書く作業を通して自分と向き合うこと。
この場合、もう真衣ちゃんは亡くなってしまっている。でも、真衣ちゃんにあてた手紙を書くということで、お父さんは真衣ちゃんと対話ができたってことです。
拙著「超ソロ社会」にも書きましたが、人は人と相対することで、その人ごとの自分自身が生まれます。Aさんと相対すれれば、Aさんと自分との関係性から生まれた「自分」が生まれる。Aさんが好きだな~って思うのは、Aさん本人が好きというより、Aさんと一緒にいることで生まれた「自分自身」が好きっていう感覚なんです。
このお父さんも、手紙を書く作業で自分と向き合えば、自分の中に存在する真衣ちゃんと相対した自分が出てきたんだと思います。
現実の世界で、真衣ちゃんと向き合うことはもうできないけれど、お父さんの中にはずっと真衣ちゃんと向き合った自分自身が生き続けるのだと思います。
だからこそ、インタビューでは出てこない言葉が書けたのでしょう。
それから、大川小学校の先生たちの行動を非難する声がネット上に見られますが、先生たちを非難しても、亡くなった人たちが戻ってくるわけじゃない。大切なのは、あの日集団行動をとったことが犠牲者を生んだ原因であることを認め、ああいう場合は、ひとりひとりがバラバラに逃げるという教訓としてもっとたくさんの人たちに知ってもらうことだと思います。
実際、グラウンドに並ぼうとする小学生たちの点呼も取らずに「バラバラに逃げろ!」と高台へ走らせた岩手県釜石市内の小中学校は、99.8%という生存率だした。
南三陸の人たちは、「津波てんでんこ」というようです。「津波が来たら、各々、一人で逃げてください」という意味です。
震災の悲惨さや犠牲者を悲しむことだけではなく、こうした「教訓」を未来に残すということ。それこそが、震災を忘れないということの意義のひとつではないでしょうか。
40代未婚おっさんが、若い子が好きっていうのは気持ち悪いですか?
東洋経済オンライン連載#9が公開されました。
今回のタイトルは…
実は、40代以上の初婚率が、1947年時点と比較して、2015年には12倍以上に増加しています。40代になったからといって、決して結婚できないわけではないのです。
そうした中、自分の年齢があがっているにも関わらず、付き合う相手の年齢がいつまでも変わらない。そんな未婚中年男性、周りにいませんでしょうか。
本当に付き合えていればまだマシですが、「女は若い子がいいんだよね~」なんて言っているオヤジは、大抵キモイおっさんだったりします。たまに、不釣り合いなカップル(おっさんと派手な格好した若い女性)が腕組んで歩いてる姿を、新宿歌舞伎町界隈で見かけますが、ほぼ100%キャバ嬢との同伴です。
おっさんは若い子が好き。
なんとなく言われてきたことではありますが、ちゃんと検証されたことはありませんでした。
男女のマッチングもひとつのマーケティングだとするなら、若い子を追い求める中年ソロ男のインサイトはどこにあるのでしょうか?実際に20代妻と結婚した40代以上の男性の比率(20代妻婚率)も出しています。本当は、これに男性の年収をクロス集計して、歳の差婚と金との相関関係も出したかったんですが、残念ながら資料がありませんでした。
ポイントは「期待報酬」という心理です。脳科学の実験結果などもふまえ、説明していますので
それから、一見「夢がある」タイトルですが、本文を最後までじっくりお読みください。
案の定、今回の記事に関しても、「若い女性を追い求めるおっさんがキモイ」とか予想通りのコメントがたくさん。
中には「この手の記事を鵜呑みにして、勘違いするおじさん増えるからやめた方がいい」 という意見も。こういう人はタイトルだけで、最後まで記事読んでないんだよな~。いつものことです。
まあ、しかし、辛辣なコメントもある。
女性からしたらいい年した加齢臭くさいおっさんが若い女性にアプローチしている姿はすごく気持ち悪いし不快です。だいたいなんで相手にされると思っているのか・・女性だって清潔感ある若い男性の方がいいです。ただし、自分の方が見た目では勝っていたいので結果的に同じ年齢層か少し上くらいの相手を選びますけど。キャバクラでも若い子に相手にしてもらえるので勘違いしてるだけですよね。ホントきもい。
すごい言われようだwww
この記事書いた主旨は、「40以上のソロ男たちよ、現実を知れ」という意味合いだったのでいいんですが、なぜか先ほどからコメント欄(本記事の方)に「20代で40代以上と結婚しました」 という女性の支持コメが増えてて「おっ!」ってなってる自分がいます…。
以下に紹介します。
私も25歳で43歳の主人と結婚し、子供もいます(^^)コメにおじさん気持ち悪いという方いらっしゃいますが、全然気持ち悪くなんてないし、大好きですよ(*^^*)優しくて、包容力あるし、浮気の心配もないので逆に安心です☆
私は20代で40代の今の旦那と結婚しました。なんの後悔もないし、3人の子供にも恵まれ幸せを感じる毎日です。一度結婚を考えた同年代の男性がいましたが、今考えると若い者どうしと言うだけで動物的に冷静な判断力なく、本能だけであの時結婚していたら絶対に幸せにはなってなかったと思います。
27女子ですが43のおっさんと付き合って1年がたちました。これからどうなるか不安もありますが、落ち着いてて、自分よりいろんな経験を積んでいる彼を尊敬します。ていうか、大好きです笑 年の差がなんだ!
おっさんたちよ、世の中捨てたもんじゃないぞ!
「結婚という状態への依存」から脱却しましょう!
「女の転職@type」サイトの「働く女のワーク&ライフマガジン~Woman type」から取材いただきまして、その記事が公開されました。
「女の人生100年時代」未来を豊かに生きるためには?というテーマで組まれている特集の第二弾です。
「相手いないけど結婚したい」とよく言う女性がいますが、それは「結婚という状態への依存」です。一方、「結婚なんかしなくていい」と仕事に熱中してばかりの女性もまた「仕事への依存」。どうして二者択一になってしまうんでしょう?
ひとつしか依存先がない状態こそ危険なんです。
それから、よく『本当の自分』なんて言う人がいますが、そんなものはどこにもない。唯一無二の『本当の自分』という幻想に縛られるのは、依存先がひとつしかないのと同じです。
要するに、「結婚していない」「結婚できない」女性たちが、潜在的に持っている自己否定感みたいなもんの正体なんて、「状態への依存」にすぎないってことです。そんなものに縛られて、あげく不幸感を抱えるのはアホらしいと思います。
そんな話をしています。
ところで、人生100年時代が来ます。
ベストセラー本「LIFE SHIFT」にもあったように、60歳なんてまだまだ人生の半分でしかない時代がやってくるんです。
どうしますか?
特に、女性ですよ。
ちなみに、2015年の国勢調査でも、60歳以上の独身高齢女性人口は1000万人を突破しています。片や独身高齢男性はたったの370万人しかいない。男はすぐ死ぬんです。
どうしますか?
女性は、旦那が70歳で死んだとしても30年以上一人で生きて行かなきゃいけないわけですよ。同い年夫婦ばかりじゃないわけで、下手すれば40年以上ソロで生きなきゃいけないかも。
拙著「超ソロ社会」の中では、「人生三分の計」ということを書きました。生まれて、子どもから結婚するまでの30年を第一期、結婚し子どもを生み育て、自立させるまでの30年を第二期。60歳を過ぎ、旦那も定年した後の30年~40年を第三期と考えた場合、この第三期こそ、男女関係なく経済的にも精神的にも「ソロで生きる力」が必要。
必要というよりなければ死ぬんです。
大体、男なんてものは、そもそも「依存」しがちな生き物なんで、だから先に死ぬんですよ。
もともと女性は精神的には強い。大体の夫婦は先に夫が死にます。が、残された妻はその後も一人で元気に生きています。しかし、それも経済的自立があってこそ。年金が破綻したらそうはいきません。ある試算によれば、75歳くらいまで働いて収入を得ないと生きていけないそうですよ。
問題は、働く意欲があっても職があるかどうか、なんです。ただでさえ高齢女性の就業率は15%程度しかありません。
おばあちゃんにしかできないこと。おばあちゃんだからできること。
そんなことは実はいっぱいあるはずなのに、今までそれらは無償労働として始末されてきました。
これからはそうしたおばあちゃんの知恵や技術は、課金すべきだと思うんですよ。言ってみれば、昭和の専業主婦の力ですよ。
料理、家事、裁縫、育児など、かつて主婦が当たり前のように無償でやってきたことをちゃんと報酬をつけてやってもらう社会にならないと。それでなくても共働きで家事や育児ができなないとか、保育園が足りないとか言っているんだったら、そういうおばあちゃんたちに働いてもらう。働いてもらうというと、労働力として使うように思う人いますが、とんでもない。働いて、誰かの役に立つということは、彼女たちにとっても社会的役割という代えがたい達成感を提供することになるんです。
そして、それが実現するためには、地域のコンビニというものがものすごい重要な役割を占めていると思っています。
長くなりそうなので今日はここまで。
シリアスな話なのに、読んでいてなぜか心が満たされました。
この記事は、男女問わず、未既婚問わず、たくさんの人に読んでほしい。
原発性無月経…
そんな病気があることをはじめて知りました。
ご本人自らが書いたこの記事には、力強さがあり、でも、読んでいてなぜか心が満たされる感がありました。ご本人の中には、ここには記せない辛さ、悲しさ、やるせなさも当然あったでしょうに…。とても感銘を受けました。
何も言いません。とにかく読んでください。
生涯未婚率ばかり注目されていますが、僕は生涯無子率というものも考えるべきと思っています。結婚しても無子のまま生涯を終える人たちが、男女とも10%程度存在するんです。
もちろん山口智子さんのような自発的選択の人もいますが、多くは「望んでもできなかった人たち」です。そうした人たちが自己否定に陥ることなく、誰かと比較することなく、幸せを感じられる社会となることを望みます。
そして、男だとか女だとか、そういった性別でいがみあったり、「男にはわからない」「女にはわからない」という無意味な分断もなくなってほしいと思います。
私たちは、互いに違うからこそ、協力しあえるものだと思います。
所詮、他人だからわかりあえない。
そうかもしれません。
ですが、他人だからこそ、相手のことをわかろうとして、気遣いややさしさが芽生えるのではないでしょうか。
少なくともこの記事の筆者の夫である男性はそうだと思います。