ソロで生きる力@荒川和久

独身研究家として、テレビや新聞・雑誌などのメディアに出演しています。著書「結婚滅亡」「ソロエコノミーの襲来」「超ソロ社会」「結婚しない男たち」など。東洋経済オンライン等でコラム執筆しています。執筆・取材・対談・講演のご依頼はFacebookメッセージからお願いします。https://www.facebook.com/profile.php?id=100008895735359

ノージタバタ ノーライフ!

プレジデントオンラインにあった以下の記事を読んだ。

大阿闍梨が勧める"不幸を遠ざける生き方"
"しょうがない精神"が心を強くする

president.jp

 

このお坊さんは、塩沼亮潤(しおぬま・りょうじゅん)さん。慈眼寺のご住職で大阿闍梨(あじゃり/サンスクリットで「軌範」を意味し、正しく諸戒律を守り、弟子たちの規範となり、法を教授する師匠や僧侶のこと)というとてもとても偉い人らしいです。

プロフィールを見ると、99年吉野・金峯山寺1300年の歴史で2人目となる大峯千日回峰行満行したとかで、よくわかりませんがすごい人らしいです。

 

不安や心配、不平不満といった心の動きは、自分の外側からもたらされることに対する反応です。外的環境は、自分ではコントロールすることができません。そんな人生の「どうにもならなさ」を、どうにかしようと思わないことが実は意外と重要です。自分の思いどおりにならないことに対して、どうにかしたいと思う心のとらわれを今すぐ手放しましょう。

なるほど。どうにもならないことをどうにかしようとすることが間違いだと。

それはわかります。その通りです。

 

実は人生の「幸せ」や「不幸」というのはすべて自分の心の持ち方次第で決まるものなのです。

まあ、そうだよね。

 

そして最後に日々継続したい4つの心として以下をあげています。

嫌なことはさっぱり忘れる。
取り越し苦労はしない。
置かれた状況を受け入れてベストを尽くす。
そして、結果がどうあっても、それをいつまでも心に残さない。

 

(´・ω・`)

 

 

まあ、その通りだけどさ、それができたら苦労はしないよね。

 

人間だもの!

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嫌なことがあればイライラするし、なかなか頭の中から離れてくれないし、ふと突然思い出してはまたイライラするし…。

あーでもない、こーでもないって心配することだってあるし、むしろ、何も心配しないで突き進むと大けがすることだってあるし…。

置かれた状況を受け入れるっていうけれど、そもそもスタートラインからして公平じゃないことなんて世の中にはたくさんあるし…。

結果がどうあっても…っていうけど、どんな結果でも関係ないっていうんならそれって…

生きてるって言えるの?

 

「ありのままを受け入れる」とかいえば良さげな言葉に聞こえるけどさ、それって本当に楽しいの?

 

だったら、生きるって何さ?

 

生きるって、人生の瞬間瞬間に感情を生み出すことじゃないの?

 

すべてを「しょうがない」で片づけてしまわれたらそれこそ「しょうがない」のでは?

生きていれば、いろいろ「しょうがなくない」こともたくさんあって、そうした時にジタバタしてしまうのも泣き叫ぶことだって生きている証だし、結果それによって心を強くすることもある。何よりそうやってジタバタした方が人生を面白くするんじゃないのかな?

 

ノージタバタ ノーライフ!

 

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