ソロで生きる力@荒川和久

独身研究家として、テレビや新聞・雑誌などのメディアに出演しています。著書「結婚滅亡」「ソロエコノミーの襲来」「超ソロ社会」「結婚しない男たち」など。東洋経済オンライン等でコラム執筆しています。執筆・取材・対談・講演のご依頼はFacebookメッセージからお願いします。https://www.facebook.com/profile.php?id=100008895735359

好きなことを仕事にしたら幸せ?好きな人と結婚したら幸せ?

「好きなことを仕事にしよう」というムーブメントが一時もてはやされた時期がありましたね。今でもそうなのかもしれませんが。

「好きなことを仕事にする」は、一見幸せそうに思えますが、本当にそうでしょうか?

そんな中、それを真っ向から打ち消すような「好きなことを仕事にしない方が幸福度だけではなく、年収も継続率も高い」という記事を見つけました。

blog.tinect.jp

 

概ねこの記事には賛同します。

そもそも好きな仕事なんて20代前半そこそこでわかるわけもないし、ましてや自分が活躍できる「合っている仕事」なんてわからないものです。好きばかりを追いかけていると、この「自分に合っている仕事」というものを見逃してしまう場合があります。

そして、こと仕事に関して言えば、「自分に合っている好きな仕事をしている」人というのは実にマレな存在で、大抵の人は、「好きじゃないけど、生活や家族や自己の趣味のためにお金を稼ぐ手段として仕事をしている」人が多いんじゃないかと思います。

ただ、「好きじゃない(と本人が思っている)仕事」でもやり出したら自分に向いているな~、会っているな~、自然と成果出しているな~、という経験をした人もいるでしょう。

例えば、他者とコミュ力がないという人でも職人的に持ち場を与えられて、黙々と製品製造などに向き合う仕事なら没頭できたりしますよね。

この「合っている」という中には、人間関係も含みます。逆に言えば、ものすごく「好きな仕事」でも、人間関係的にぎくしゃくした環境や嫌いな人達の中で仕事をさせられていたら苦痛じゃないですか。

「自分に合っている仕事」って大事なんですよ。「好き」とか「嫌い」なんて尺度よりよっぽど大事です。

図式化するとこんな感じです。

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https://comemo.nikkei.com/n/n786de52b79e2

 

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